数日前のことですが
バーミキュラを製造している愛知ドビーさまで
工場見学と料理講習を受けてきました。
個人で伺うのは難しいのですが
「 松坂屋名古屋店 キッチンネットプラスアンバサダー 」
の活動の一環で貴重な体験をすることができました。
この上階に素敵なキッチンスタジオがあります。
お鍋を造る工程は大きく3つあります。
① 鋳造
② 精密加工
③ ホーロー加工
この工程をひとつずつ見せていただきました。
まず「鋳造」の工程から。
ここでは鉄にシリコンなど13種類の素材を配合して溶かします。
0.01%単位で配合されているのですが
この配合がとても難しいそうです。
溶かしたものは型入れの場所まで運ばれます。
バーミキュラを製造している愛知ドビーさまで
工場見学と料理講習を受けてきました。
個人で伺うのは難しいのですが
「 松坂屋名古屋店 キッチンネットプラスアンバサダー 」
の活動の一環で貴重な体験をすることができました。
こちらが愛知ドビー。
名古屋駅から電車で10分
さらに駅から徒歩10分くらいの距離にあります。
大きなガラス窓にはバーミキュラ。名古屋駅から電車で10分
さらに駅から徒歩10分くらいの距離にあります。
この上階に素敵なキッチンスタジオがあります。
お鍋を造る工程は大きく3つあります。
① 鋳造
② 精密加工
③ ホーロー加工
この工程をひとつずつ見せていただきました。
まず「鋳造」の工程から。
ここでは鉄にシリコンなど13種類の素材を配合して溶かします。
0.01%単位で配合されているのですが
この配合がとても難しいそうです。
溶かしたものは型入れの場所まで運ばれます。
上に立っていらっしゃる方が
カメラのようなものを覗いていますが
これは温度を確認されているそう。
溶解した鉄が型に注がれます。
温度が肝心なので早過ぎず遅過ぎず
そして静かに注がれます。
以前は人の手でひとつひとつ注がれていたそうです。
この作業が機械化できたことも増産につながっています。
そしてこの型に使われているのは砂。温度が肝心なので早過ぎず遅過ぎず
そして静かに注がれます。
以前は人の手でひとつひとつ注がれていたそうです。
この作業が機械化できたことも増産につながっています。
サラサラですが手のひらでぎゅっと握ると
固まる程度のしっとりした砂です。
冷却され型から抜いたお鍋の原型。
まだ型に使った砂がこびりついています。
この砂をきれいに落として
ここからバーミキュラの魅力のひとつ
密閉性を高める「精密加工」作業が始まります。
もうこれで十分に使えそうなお鍋。
でも指をさしているところをよく見比べると
細く整っているのがわかります。
これは見た目だけでなく
きちんと数字で 確認して調整されます。
微妙な音や振動で確認しながらセットします。
これも人の手でしかできない調整です。
確認して調整するところを削ったら
ダイヤルケージという測定器で数値で確認しますが
これも0.01mmの精度で調整します。
調整された蓋を水平なテーブルの上に置くと
お鍋とテーブルの間には薄紙1枚も通らないほど。
この緻密な調整が密閉性を生み出しています。
ちなみにこの調整する機械は8台のみ。
全ての商品がこうして調整して確認されています。
最後の「ホーロー加工」。
ここは撮影ができないエリアだったので
見てきたことと教えていただいたことを
書き留めてきました。
まずミストのような細かいスプレーで
ホーローを吹き付けます。
塗りながら同時に光沢も確認します。
これもひとつひとつ職人さんの作業で
その日の気温、湿度で調整するそうです。
ホーローを吹き付けることで
厚みが増す分 蓋と本体のお鍋に少しズレが生じます。
乾燥させて再度 調整されます。
ここから800度で3回、ホーローを焼成します。
( 一般的に焼成は2回が多いそうです )
仕上げのコーティングをして完成です。
ひとつのお鍋が出来上がるまで長い長い工程です。
私も注文して届けていただくまで1年ほど待ち
使い始めてもう数年が過ぎました。
注文する時は正直、ちょっと高いなと。
数年使って元は取れたかなとも思いました。
でも職人さんしかできない技と手間に
この価格はむしろ安いのかもと思ったほどでした。
機械化できた作業があると言っても
全てに職人さんの目と手があってこそ。
緻密な仕事を目の当たりにして
大切に使っていこうと思いました。
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